- 五木模試の出題範囲を知り、親として我が子のサポートをしたい
こんな思いに応えます。
五木模試のHPを見ても出題範囲は「・・・までの全範囲」としか書かれていない回がほとんどです。
『全範囲』と書かれると、
- 結局、どこを勉強したら良いか分からない
- 対策の立て方が分からないので、勉強する気になれない
- 模試がぶっつけ本番となり、テストを受けるのが怖い
この気持ちとても良く分かります。
という私は、中学受験を経験した子供を持つ保護者です。我が子と共に中学受験に向き合ってきました。
実は、基礎の定着を問う問題が多く出題されるため、出やすい問題の定番分野がある程度決まっています。
そして、五木模試は標準レベルの問題を問う良問が多く出題されるため、基礎固めとして最適なんです。
当時、五木模試の出やすい問題を知っていれば、限られた時間で重要な分野の基礎固めができ、我が子の自信をもっとつけてあげられたのにと悔やまれます。
そこでこの記事では、中学受験に挑戦されるお子様を陰で支える親御様のお役に立てるように五木模試で必ず出題された問題をまとめることにしました。
この記事で分かること
- 五木模試【小6理科】の出題確率100%の問題
- 6年生で学習する範囲と初登場回
出題確率100%の問題だけをまとめていますので、模試が直前に迫っている場合、この記事でまとめた範囲だけでも勉強することが効果的な対策となります。
この記事を読むことで、
- 五木模試がぶっつけ本番のテストではなくなり、努力の成果を確認する模試に変わる
- やるべきことが明確になり、迷うことなく五木模試対策が出来る
- 我が子の頑張りと成長を一番近くで感じることができる
日々の行動は、目的意識の伴ったものへと変わって行きます。
なお、試験日程と試験までの残り日数はこちらで解説しています。
>>五木模試【2023年小6】特別回を含め年7回実施「次回模試」までの残り日数も分かる
悪い点で落ち込むよりも良い点を取れる方が嬉しいに決まってますよね。
塾と遊びに忙しく、親が思っている以上に小学生の時間は限られています。
必ず出題されている問題だけでも学習し、五木模試での得点アップと基礎学力の定着を図っていきましょう。
本番での五木模試の点数を上げ、良判定を取ることで、憧れの志望校を現実的に目指せるレベルまで飛躍させられることを願っております。
五木模試で出やすい問題を把握して高得点を目指そう!
とはいえ、頑張ってるのになかなか成績が伸びない、このまま中学受験を続けて良いものだろうか?
そのような悩みを抱えている方は、子供の成長に目を向けましょう。
五木模試【小6理科】出題確率100%の問題
第1回は8分野
五木模試のHPで公開されている第1回の出題範囲は次の通りです。
第1回の五木模試は「5年生までの全範囲」が出題されます。
全範囲が出題範囲ですと「結局どこを勉強したらよいの?」と勉強する気が失せるかもしれませんが、全然大丈夫です。
過去4年分を調査した結果、出題確率100%で出ている問題は下記分野となっていることが分かりました。
【生物とその環境】 | 【物質とエネルギー】 | 【地球と宇宙】 |
---|---|---|
ヒトとメダカたんじょう | 水のすがた・状態変化 | 月や星 |
水のすがた・状態変化 | もののあたたまり方 | 雲と天気の変化 |
ヒトの体のつくりと運動 | 電流と電じ石のはたらき |
五木模試は全部で7~8問出題されるので、第1回で出題される範囲は、ほぼ決まった問題が毎年出題されていることが分かります。
ここまで範囲が絞れていれば、模試対策しやすいのではないでしょうか。
なお、第1回の出やすい問題についてはこちらで詳しく解説していますので合わせてご確認ください。
第2回は3分野
五木模試のHPで公開されている第2回の出題範囲は次の通りです。
第2回の五木模試は「5年生までの全範囲」と「ものが燃えるしくみ」が出題されます。
「ものが燃えるしくみ」は6年生で学習する分野となっており、第2回の五木模試で初登場する問題です。
必ず出題される問題です。しっかりと対策しておきましょう。
過去問は下記リンクでまとめています。
2年分の五木模試を調査したところ「5年生までの全範囲」の中でも「季節と生き物」「天気と気温」は出題確率100%の問題となっております。
出題確率がかなり高い問題と言えるでしょう。
その他、第2回の出やすい問題についてはこちらで詳しく解説しています。
第3回は5分野
五木模試のHPで公開されている第3回の出題範囲は次の通りです。
第3回の五木模試は「6年第2回までの全範囲」と「ヒトや動物の体」「植物のつくりとはたらき」が出題されます。
「ヒトや動物の体」「植物のつくりとはたらき」は6年生で学習する分野となっており、第3回の五木模試で初登場する問題です。
必ず出題される問題ですので、しっかりと対策しておきましょう。
【生物とその環境】 | 【物質とエネルギー】 | 【地球と宇宙】 |
---|---|---|
ヒトや動物の体 (過去問) |
水のすがた・状態変化 | 月や星 |
植物のつくりとはたらき | ふりこのきまり |
2年分の五木模試を調査したところ「6年第2回までの全範囲」の主な出題範囲は「5年生までの全範囲」となっており、上記の表のように出題範囲はある程度決まっていることが分かりました。
五木模試は全部で7~8問出題されるので、上記の範囲を学習すれば、出題範囲の大部分を網羅した対策をしたことになるでしょう。
なお、第2回で初登場の「ものが燃えるしくみ」は、出題される年もありましたので注意が必要です。
第3回の出やすい問題についてはこちらで詳しく解説していますので合わせて確認ください。
第4回は5分野
五木模試のHPで公開されている第4回の出題範囲は次の通りです。
第4回の五木模試は「6年第3回までの全範囲」と「生物とそのかんきょう」「生物どうしのつながり」「ヒトや動物の体」が出題されます。
「生物とそのかんきょう」「生物どうしのつながり」は6年生で学習する分野となっており、第4回の五木模試で初登場する問題です。
「ヒトや動物の体」は第3回にも出題された範囲ですので、できなかった問題を復習し、苦手を克服しておきましょう。
これら3つの範囲は必ず出題される問題ですので、しっかりと対策しておきましょう。
【生物とその環境】 | 【物質とエネルギー】 | 【地球と宇宙】 |
---|---|---|
生物とかんきょう | もののとけ方 | 月や星 |
生物どうしのつながり | ||
ヒトや動物の体 (過去問) |
3年分の五木模試を調査したところ「6年第3回までの全範囲」の主な出題範囲は「5年生までの全範囲」となっていて、「月や星」は必ず出題される範囲となっていることが分かりました。
【物質とエネルギー】は過去3年調査した結果、必ず出題されている分野はなく、出題範囲の入れ替えが毎年行われているようです。
【地球と宇宙】を含めた、第4回の出やすい問題についてはこちらで詳しく解説しています。
第5回は5分野
五木模試のHPで公開されている第5回の出題範囲は次の通りです。
第5回の五木模試は「6年第4回までの全範囲」と「月と太陽」「大地のつくりと変化」が出題されます。
「月と太陽」「大地のつくりと変化」は6年生で学習する分野となっており、第5回の五木模試で初登場する問題です。
これら2つの範囲は必ず出題される問題ですので、しっかりと対策しておきましょう。
2年分の五木模試を調査したところ「6年第4回までの全範囲」の主な出題範囲は「5年生の全範囲」となっていて、「植物の発芽と成長」「風やゴムのはたらき」は必ず出題される範囲となっていることが分かりました。
なお、「大地のつくりと変化」は出題される年と出題されない年があるようです。
2023年では「大地のつくりと変化」が出題範囲であることが明記されていますので、出題されるものと考えられます。
その他、第5回五木模試の出やすい問題はこちらで詳しく解説しています。
合わせてご覧ください。
特別回は4分野
五木模試のHPで公開されている特別回の出題範囲は次の通りです。
特別回の五木模試は「6年生までの全範囲」としか書かれてません。
これまで習った範囲すべてが出題範囲となると、中学受験がすぐそこまで近づいていると感じさせます。
なお、特別回で初登場する「水よう液の性質」「てこのはたらき」は6年生で学習する分野となっています。
「6年生まで全範囲」の中で、これら2つの範囲は特別回で毎年必ず出題されている問題なんです。
【生物とその環境】 | 【物質とエネルギー】 | 【地球と宇宙】 |
---|---|---|
ものが燃えるしくみ (過去問1、過去問2) |
大地のつくりと変化 (過去問) |
|
水よう液の性質 (過去問1、過去問2) |
||
てこのはたらき (過去問1、過去問2) |
「大地のつくりと変化」は、第4回の五木模試で初登場した問題で、こちらも高確率で出題される問題ですので、できなかった問題のやり直しをして五木模試に挑むのが吉です。
特別回の出やすい問題についてはこちらで詳しく解説しています。
しっかりとした対策をして、志望校での受験で良い結果を残せるように勉強しておきましょう。
第6回は頻出6分野
五木模試のHPで公開されている第6回の出題範囲は次の通りです。
第6回の五木模試は最終回の模試で、「6年生までの全範囲」から出題されます。
と言っても、6年で学習した範囲が主な問題として出題されることが、3年分の五木模試を調査して分かりました。
最終回は必ず出題される問題はなく、毎年、問題の入れ替えが行われております。
その中でも、出題確率の高い問題は次の通りです。
【生物とその環境】 | 【物質とエネルギー】 | 【地球と宇宙】 |
---|---|---|
ヒトや動物の体 (過去問) |
水よう液の性質 (過去問1、過去問2) |
太陽の動き (過去問) |
ものが燃えるしくみ (過去問1、過去問2) |
||
気体の性質 | ||
てこのはたらき (過去問1、過去問2) |
6年の学習範囲は中学受験でも出題される可能性が高いので、できなかった五木模試を解き直し、今のうちに基礎を固めておきましょう。
なお、第6回の出やすい問題についてはこちらで詳しく解説しています。
初登場回まとめ
今回は五木模試【小6理科】第1回~第6回までの全7回で出題確率100%の問題をまとめて解説しました。
受験回が進むにつて、少しずつ出題範囲が広がっていきますので、初登場回の出題範囲を意識した学習が大切です。
初登場回の問題は次の通りとなっております。
初登場回問題 | 【生物とその環境】 | 【物質とエネルギー】 | 【地球と宇宙】 |
---|---|---|---|
第1回 | |||
第2回 | ものが燃えるしくみ (過去問1、過去問2) |
||
第3回 |
ヒトや動物の体 |
||
第4回 | 生物とかんきょう 生物どうしのつながり |
||
第5回 | 月と太陽 (過去問) 大地のつくりと変化 (過去問) |
||
特別回 | 水よう液の性質 (過去問1、過去問2) てこのはたらき (過去問1、過去問2) |
||
第6回 |
結果が悪かったとしても、焦らず基礎を固めていくことはとても大事になります。
基礎を固めるのは標準問題の良問ばかりを集めた五木模試の過去問を繰り返し学習するのがオススメです。
五木模試の過去問を繰り返し復習し、出題パターンを理解することで記憶の定着を図りましょう。
- ウチの子このままで大丈夫?
- 中学受験を続けてもいいものだろうか?
- 親が無理矢理、中学受験を押し付けているのでは?
そのような迷いがある方は「中学受験は親の覚悟」という記事をご覧ください。